京都国立博物館 国宝展の混雑具合と鑑賞の仕方
10月9日に『国宝展』に行きました。なにせ日帰りだったので、京都に着いたのは午前10時30分頃、交通手段が車なので駐車場探しにも時間を取られ、博物館に着いたのは11時頃でした。
まず、入るまでの待ち時間は60分ほど予想されていました。まぁ、60分といっても実際並ぶともっと早かったりもするので、気になるほどではありません。チケットも前もって購入済みだし。
ただ、少しでも早く入りたいのならチケットは前もっての購入をお勧めします。チケット購入列はそれほど長くないですが、やっぱり時間のロスですし、横目に列が進んでいくのを見ると焦りますから(笑)。
しかし、本当の混雑は入ってからです。皆さんケースの近くでがっつり見ているのでなかなか進みません。しかも絵巻物など一番前でないとよく観れないものもあるので、中に入ってからのほうが大変です。博物館のスタッフが「列はありません。空いているところからご覧ください」と再三、声をかけるのですが、その目の前で列ができていました(笑)
『国宝展』をじっくり鑑賞したいなら、開館時に入れるくらいに来るのが一番ですね。次は閉館間際、それなら後から入ってくる人の数が少ないのですから。それが無理ならこれだけ観たいとと思うものを前もって決めていくのがいいです。そうしないとすごく疲れますし、進まない列にイライラしますから。
私もお目当ての俵屋宗達の風神雷神図屏風と長谷川等伯の楓図壁貼付だけはじっくり観て、他のあまりにも人が多いところはあきらめました。
ちょっとした情報ですが、これから行く人のちょっとでも役に立てばうれしいです。