麻衣の日々いろいろ

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『くるみ割り人形と秘密の王国』主人公とバレエダンサーにビックリ!!

 『くるみ割り人形』は名前は知っているし、ストーリーもなんとなく知っている程度で、ただCMの映像がとても綺麗だったので観に行ってきました。

 

〈ストーリー〉
 愛する母親を亡くし、心を閉ざしたクララ(主人公)。クリスマスイブに父親に母親から頼まれたというプレゼントを姉弟それぞれがもらいます。クララのもらったプレゼントは鍵のかかった卵型の入れ物。鍵がついていないので開けることができないが入れ物の製作者が名づけ親のドロッセルマイヤーだとわかり、その晩のパーティーに出席し、彼からのクリスマスプレゼントにたどり着くロープをたどり不思議の世界に迷い込む。
 そこは4つの王国に分かれており、第4の王国によって消滅の危機に瀕していた。クララは王国を救うため立ち上がる。
 
 
〈感想〉
 まず、驚くのがクララが理系女子だということです。いきなり物理の話から始まりので・・・・。理系女子がそんなにあっさりメルヘンの世界に入っていいの?とか思ってしましました(笑)。
 
 お約束としては不思議の国の入り方がどっかで観たことあるなぁというシーンです。
 
 次に、作中に出てくるバレエダンサーがすごい。ミスティ・コープランドセルゲイ・ポルーニン王国がどういうところか、今どういう状況にあるのかというのをバレエで紹介するシーンがあるのですが、迫力がすごく、映画を観に来ているのに、バレエを観に来たように感じました。
 
 そして最近の傾向かクララは強い女性です。王子様必要ないね(笑)。くるみ割り人形のフィリップが彼女を守るのですが、守るというより支える要素が強いかな。
 
 一番印象的だったのはクララとフィリップの別れのシーンでの「寂しいのは覚えているから」(多分)でした。個人的には深いセリフだと感じました。
 
 あと、全体的に美しい映画です。4つの国の宰相たちはそれぞれの国を表現した姿をしています。奇抜な姿なのに違和感なく美しいと感じるところがさすがです。
 
 
 
 個人的にはとても楽しめました。コメディあり、感動的あり、ただクララが理系女子ゆえにちょっとストーリー展開に違和感を感じるところがありましたが、娯楽作品として十分楽しめました。